アサギマダラ

 酷暑の記録を塗り替え続けている今年の夏、暑さを避けてかここ白樺湖周辺も例年より車が多い気がします。さてさて、先日我が家に珍しいお客さんが飛び込んできました。

飛び込んできたアサギマダラ

 良く見かける蝶より一回り大きいので、最初アゲハチョウかと思いました。早く逃がしてあげないと弱ってしまうと窓際までそっと誘導して観察してみると、まあなんと薄くて美しい翅でしょう!外が透けて影絵でも見ているようでした。

アサギマダラのカップル

 窓を開けると優雅に羽ばたいて近くの木に止まったので、急いでカメラを向けました。画像を見ながらネットで調べたらアサギマダラでヒット。長距離を移動することで有名な蝶でした。あの薄い翅で良く何百キロも移動できるものです。

 この写真は逃がした個体(左上)を狙ったものですが、拡大してみたら右下にもう一頭(一匹)写っていました。模様が少し違うので再びネットで調べてみたら、「オスの後翅には黒班状の性標がある」と出ていました。どうやら訪問客はメスだったようです。と言うことは、右下のオス君は彼女を心配して待っていたのかな?

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