ソロ郊外には「マヤ文明の建造物に似ている」寺院があると何かで読んだことがあります。そこまでは2度バスを乗り換えると言うことですが、まあ行けば何とかなるでしょう。
「終点で乗り換え」とガイドブックに書いてあった場所が終点でなくなっていたため、通り過ぎてしまってから引き返すハプニングもありましたが、やっとスクゥ寺院のある村までやってきました。ところが先刻降り出した雨が本降りになり、身動きできません。同じミニバスで降りた人たちと一緒にバス停で雨宿りです。 |
チチェン・イツァ 遺跡のピラミッドによく似たスクゥ寺院のピラミッド |
降りた場所は、バイクタクシーの溜まり場の前。この雨の中地元の人がどうやって乗っていくのかと観察すると、山登りの時などに着るポンチョを運転手が着用、後部に座った客はその後ろを頭からスッポリかぶって「ゴー」なのでありました。
このターミナルには料金表があってぼられる心配はなさそうだし、「傘がない」という私に「見学中は自分のポンチョを貸すから」と言ってくれたので乗ることにしました。 そこから山道に入り、しばらく走るとスクゥ寺院でした。ここは何とも摩訶不思議な空間。手塚治虫の「三つ目が通る」の世界ですね。メキシコ、特にユカタン半島チチェン・イツァのピラミッドに良く似ています。せっかくこんな興味深い場所に来ているのに、土砂降りで思うように写真が撮れなかったのがとても残念! |