山道に入ると巨大な岩が目に付くようになりました。アンコール・ワットに使われた石材は、この山から切り出されたのだとか。それが素直に納得できるような風景が続き、だんだんと「王朝発祥の伝説的な場所に行くんだ」と言う高揚した気分になってきました。 |
岩山の上にある寺院 |
やがて丘陵の上に出たのか道が平らになりました。川を渡った駐車場で車は止まり、後は例のように子供達が寄ってきて案内役。最初にこの不思議な岩山(?)に登るよう促されました。 登ってみると建物の中にはこの岩山から彫り出した、と言う長さ9mと言う巨大な涅槃仏プリア・アントンが横たわっていました。 |
登って行くと中には、 岩山を彫り上げた、9mもの巨大な涅槃仏 |
お堂の壁面は今風のビジュアルな天女がカラフルに舞っていて、金色の仏様には良く似合っています。地元の信仰を集めている、とのことですが私が見たいのは「川底に彫られた神々やリンガ」なのです。「ムイポアン、アエナー(どこにあるの)?」。 |