回廊付きの門は奥行きがあるため、中は薄暗くてちょっとしたトンネル。このため光り溢れる境内に出、初めてアンコール・ワットを拝む時は、目を射られたようで感激もひとしお、になる訳です。 |
西門をくぐるとやっと、アンコール・ワット全体が拝めますが、 この位置からは塔が3つしか見えません |
光までも計算に入れた、この心憎い演出はため息もの。ここで足を止めない観光客はまずいないのではないでしょうか。
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ここからは南国の陽光の下、正面に近づいてくるアンコールワットを見ながら歩を進めることになるのですが、参道にはもう一つの仕掛けが参拝者を待っています。両脇に狛犬(ライオン?)を従えた階段が、壁のように行く手を遮るのです。 |
この階段の下まで来ると、塔が全く見えなくなります |
高さが人の背丈ほどもあるので、真下にくると塔が全く見えなくなります。それが一段上がるごとに、せり上がりのように塔が見えてくるのですから感動物。
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どれも味わいがありますが、ここからが一番好き |
とにもかくにもこの設計者の手腕はスゴイ。ただ漫然と歩かないで、時々立ち止まったり振り向いたりして、設計者と知恵比べしながら楽しんで下さい! |