2週間後、今度は「プノン・チソーに行きましょう」と言うことになりました。11世紀に建てられたアンコール様式の寺院が、山の上に残っているんだそうです。プノンペンからは2号線を南下、1時間半ほど走って標識を左折しますと「オオッツ!」、正面にこの山が見えてきました。プノンペン周辺はほとんど標高差がない”まっ平ら”な大地なので、丘のような起伏でも感激してしまいます。 |
向こうに見えている山の上に遺跡があります |
山頂までは整備された階段がのびていますが、かなりの長丁場。黙々と登っているとどこからきたのか子供達が、後になり先になりして稜線上の寺院跡まで連れて行ってくれました。崩れかけた塀を越えて中に入ると今度は遺跡守のような老人が現れ、地面に散乱した浮き彫りなどを指差しながら無言の案内役です。 |