カオダイで昼食を取ってから、本日の主目的地、クチトンネルへと向かいました。入場料3ドルを払うと、入り口横の建物でまずは当時の実写フィルムの鑑賞です。銃を背にしての農作業の様子、人力だけで進められたトンネル掘りの模様、アメリカ軍の攻撃に一斉にトンネルに避難する様や内部での生活などなど。 |
戦車の前で熱弁をふるう我らがガイド氏 |
悲惨な状態のはずなのに人々の表情が明るく、カメラに笑顔を向ける人さえいるのには驚きました。この土地は自分たちの力で守るのだという誇りと思いがその笑顔の源になっていたのでしょうか。これではアメリカでも勝てるはずがありません。 |
狭いトンネル入り口に入って見せるツァー客 |
映写のあと簡単にトンネルの説明を受けてフィールドに出ると、ここからは我らがガイド氏の独壇場。入り口付近に展示してある罠のコーナーでは、数々の罠を実演交じりで使用法の説明。フィールド内の仕掛けや生活そして戦い方まで、元ベトコン兵士というだけあって、彼の解説には経験に裏打ちされた重みがありました。 |