| 家の展示と言いますと、大きな屋根のGiarai族の葬儀用建造物の模型も人目を引いていました。周囲の木像は、鳥、性交する男女、妊婦、頬杖をつきうずくまる老人、とこれもまたユニーク。 隣接した野外博物館には葬儀用建造物の実物展示がありますので、こちらもお見逃しなく。 |
 Giarai族の葬儀用建造物 |
| 2階で特に印象深かったのは、生活の節目（葬送、豊作祈願、子供の成人、厄除け、新築祝い等々）に水牛を生贄に捧げる、と言う儀式の展示です。解説文は英語ですが、横に置かれたビデオでその様子を見ることができました。
美しく飾った水牛を囲んで歌い踊る人々、広場の中央に作られた杭に繋いだ水牛を生贄に捧げる様など、趣旨は違っていてもアイヌの熊祭りの様子と良く似ており、これには驚かされました。 |