サイカ

 ミャンマーでは「バガンインレー湖に行こう」という以外、詳しいことは何も決めてきませんでした。ヤンゴンに数日滞在し、情報を集めてから旅行を開始しようと思っていたのです。

 でも、空港で知り合った大阪の3人連れ、雅代さん親子が「明日はタクシーでバゴーに」と言っているのを小耳に挟み、これ幸いとその計画に便乗させてもらうことにしました。バゴーはヤンゴンの東80キロにある、モン族の古都です。

乗客は座席に背中合わせに乗ることになります
愛車の前でポーズを取るトントンさん一家
 ヤンゴンから2時間弱、彼女達が予約していたホテルで昼食を取っていると、「父が日本語の先生でした」というトントン(HtunHtun)さんに、「サイカ(自転車の横に2人乗りの座席をつけた乗り物)で半日バゴー観光をしませんか」と声を掛けられました。料金は訪問地の数で決まるそうです。

 4人で協議の結果、「葉巻工場と涅槃仏」に行ってもらうことで話が付き、2台のサイカに分乗して「出発!」。2台目の運転手さんは、インド系のマニさんでした。

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