ラオスのガイドブックを眺めていて、最初に「行きたい!」と思ったのが、古代の石壷が点在するジャール平原。さて問題はそこまでの移動方法です。ラオスの東北部は山岳地帯で、「バス便は時間がかかりすぎ勧められない」と知人のアドバイスもあったので、「所要40分」の飛行機で行くことにしました。ところが、 |
ラオス航空の看板 |
「ATR-72型機以外の機種には安全性に問題あり」との外務省「注意喚起」が、訪問当時出ていました。国営ラオス航空の所有する機体のほとんどが老朽化して危険なため、機種を選んで乗るようにとの注意です。
それを真に受けて窓口で機種の念押しをしましたら笑顔で、「ATR-72型機は現在修理中のため飛んでいません」と答えられてしまいました。嘘か誠か定かではありませんが、機種を選んでいたらラオス国内の移動はままならない、ことだけは確かなようです。仕方ない、ここは運を天に任せることにいたしましょう。 |
国内線は向かって左の平屋建て 向かって左は、日本の援助で出来たばかりの国際空港 |
ジャール平原への玄関口、シェンクアンへ飛ぶのは、Y7-100C。前日便が悪天欠航天だったため、この日は特別に朝2便。小雨降る中、後発便に乗る私たちは1時間遅れの出発となりました。ビエンチャン~シェンクアンの片道料金は44ドルで、所要時間は約40分でした。 |