タート・ルアン

 ラオスのシンボル”タート・ルアン”。周囲に高い建物がないので、遠くからも金色に輝くその姿を拝むことができます。起源は「紀元前3世紀」と言い伝えられていますが、実際は『11~13世紀頃にクメール様式の塔が建てられていた』ようです。記録に残る建立時期は、ルアンパバーンからビエンチャンに遷都した16世紀で、現在の塔は1930年の再建です。
ラオスのシンボル"タート・ルアン"
ラオスのシンボル”タート・ルアン”
 三層構造の塔は、『泥池の中から美しいハスの花が咲く様子を模り、人が仏教に目覚める様を表している』そうです。入場して見ると肉厚金色のハスの花弁に包まれ、とっても「アリガタイ」気分になってきます。

 ただ、ボロブドゥールアンコールワットのように、浮き彫りがあるわけでもないし、なにしろ数年置きに塗りなおしていると言うこの金色! です。眩しいわ、照り返しで暑いわ、で早々に屋根がある回廊に避難する人がほとんどでした。

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