入り口で荷物を預け(鍵つきのロッカーは使用料4元)、地下への階段を下りていきます。この雰囲気は西安の陵墓見学した時と同じだったので、通路の突き当たりに「壁画墓の一つがあるんだろう」、と思って行ったのですが、通路の先はやけに明るくちょっと様子が違います。「???」。 |
両側に復元された古代墳墓が並ぶ地下通路 |
行き着いたのは自然光が差し込む明るい展示ホールで、2方向の壁にはポッカリと開いた暗闇へのドア。この通路の左右に、復元された墳墓が並んでいるんです。これはすごい。
先ほど値切って買ったパンフレットによりますと、『夏・商・東周・後漢・曹魏・西晋・北魏・隋・唐・後唐・後梁と、1400年以上にわたり、11の王朝が都を置いた古都洛陽。市の北部一帯には一万以上の古代墳墓があり、30数年に及ぶその発掘調査を基に、墳墓専門の施設として設立されたのが”洛陽古墳博物館”』だそうです。 |
後漢 : 車騎出向図壁画墓 |
”天体図”など色鮮やかな壁画を持つものから、原始的な横穴状のもの、いくつかの墓室に別れたもの、石棺だけが置かれたものや土器などの出土品があしらわれたもの・・・etc.。全部でいくつの墳墓を見たのか覚えていませんが、特に「きれいだな」と思ったのは、王の外出する様子を描いたという”車騎出向図壁画墓”でした。 |