乾陵博物館

 次に訪れたのは、「武則天生平館」。則天武后(624~705年)が、唐朝第二代皇帝の後宮に入ってから、第三代”高宗”(628~683年)の后となり、女皇帝武則天として生涯を終えるまでを、等身大の人形を用いたジオラマで紹介しています。
羨道に描かれたあでやかな宮女たち
羨道に描かれたあでやかな宮女たち
 次の訪問地は「乾陵博物館」。武后の権力欲の犠牲者は多いのですが、驚いたのは孫たちまでがその中に含まれていることです。この博物館は孫娘、永泰公主の墓。その死を哀れんだ父(則天武后の息子)が、武后の死後彼女をここに葬った、と言われています。

 死後の彼女に使えさせるため、父親が描かせたのでしょうか、羨道に並ぶ色鮮やかな宮女たちが哀れを誘います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です