済州島3日目。今日も韓さんをお願いし、今度は島の南西部を観光することにしました。今夜のフェリーで釜山に向うので、ホテルをチェックアウトして出発です。旧済州の町からは島を南北に横断する道路、131号線に入りました。市街地を抜けるとすぐ、道は緩やかに登り始め、車窓の風景も牧草地帯から樹林地帯へと移り変わって行きます。坂を登り切ったところで、車は駐車場に入りました。 |
漢拏山の東側の登山口は標高750m |
ここは漢拏山(標高1950m)の東側登山口で、周囲には残雪も見られます。登山事務所付近の標高は750mで、室内には漢拏山の四季を写した写真が飾られ、登山ガイドももらえます。せっかくだから「登山口の写真だけでも撮ろう」と事務所の前を通り過ぎたら、「入ってはいけない!」大きな声で怒られてしまいました。
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漢拏山には4つの登山ルートがありますが、山頂に行けるのは険しく変化が楽しめる観音寺コース(8.7km)と、距離は長いが平坦で無難なここ城板岳コース(9.6km)。漢拏山国立公園で当日登山を原則にしているので、日没前に下山を完了するよう季節別に入山時間が決められています。 |
登山口にあった距離マップ 途中のチェックポイントを時間内に通過しないといけません |
漢拏山登山の所要時間は往復で7から9時間。登山口の横にあった掲示板でも、頂上通過のタイムリミットを13:30と明示していました。訪問した1月時、この切符売り場(城板岳コース)、つまり登山口が開いているのは9時まででしたから、10時半に登山口に近づくものは注意されて当然だったんですね。納得。
今日は曇っていて山頂も何も見えませんが、いつか季節の良いときに登ってみたい山ですね。 |