5日目 : 今日は温泉を満喫したロトルアを離れ、NZの首都ウェリントンへと南下します。ロトルア案内所横のターミナルを08:45に出発したバスは、途中数回の休憩を挟み約8時間でウェリントン駅に到着しました。
バス専用のターミナルがあるのかと思いきや、降りたところは鉄道のホームの横。そのままホームを通りコンコースに出てしまうって「アレッ、私は列車で着いたのかしら?」とちょっと不思議な気持ちにさせられました。日本と違って駅舎がオープンならではの錯覚ですね。画像の右端に小さく見えているのが乗ってきたバスです。
クリスマスシーズンの週末とあってか、コンコースでは男性コーラスによる賛美歌が流れています。伴奏のないアカペラでしたが、ホールの音響が良いのか雑踏の中でもその歌声は心に沁み、ついつい最後まで聴き入ってしまいました。駅前の広場には、お馴染みの姿で歩くガンジー(1869-1948)の銅像が建っていました。ガンジーさん、NZにも来ていたんでしたっけ?
本日の宿、ウェリントンのユースホステルは街の南側。降り立った駅とは1km以上離れているようなので、駅前でタクシーを拾いました。ホステルまでおよそ10分、料金は13.5NZ$(約1000円)でした。
日本でユースというと「相部屋」を連想しますが、こちらではダブルやシングルのお部屋も多いようです。夜は画像整理をしながらゆっくりしたかったので、可能な限りシングルの部屋を取りました。ここがそのシングルルームですが、ベッドが二つあるのでちょっともったいない感じ。ツインの部屋を一人で使わせてもらっている、のでしょうかね。トイレは共同ですが、中庭に面した大きな窓が明るく快適でした。
チェックイン時に「Fish&Fly」(7.5NZ$:約500円)の張り紙があったので、予約しておきました。夕方、受付で手渡されたのは、紙に無造作に包まれずしりと持ち応えのあるこの代物。ポテトフライは美味しかったのですが、フライの方は皮が厚くて油っぽく、途中から中身だけを取り出して食べました。