母親の介護計画ですが先月下旬には施設側との契約までこぎつけ、初回のスティは11日からの2泊3日と決まりました。それまで2週間ほど時間があったので、日本史研究会への投稿論文を書くことにしました。修論を加筆訂正するだけ、と思っていたので取りかかったのですよね。しかしながら、新見解を示してなおかつ修論1万字を削減しなければならないという作業は「何でこんなこと始めちゃったんだろう」と愚痴りたくなるほど大変で、最後の数日は半徹夜状態。青息吐息で書き上げて、期限ぎりぎりで投稿をを済ませました。
さてさて、ショートスティを「姥捨て山」のように思っている母親の気持ちに配慮し、今まで隠密裏に進めてきた宿泊計画でしたが、本日やっと決行日となりました。妹が母に伝えたのは前日だったと言うことで、抵抗されるのを覚悟して迎えに行ったのですが、意外とあっさり車に乗ってくれホッとしました。滞在先(?)は老人保険施設、「在宅への復帰を目標に心身の機能回復訓練をする」と言う施設です。
到着後部屋に入るとすぐ、医師の問診を受けました。それと同時に、介護士や栄養士さんたちが次々に入室して母を取り囲み、日常生活の様子や食事の好みを聞いたり説明したり始めました。そして最後はリハビリ担当者による体力測定です。周囲から注目されるこの状況は母の好むところ、次第に気分が良くなってきたようで「もっと早く来ればよかったわね」と好反応。これで介護も一歩前進と、安堵して家路につきました。明日からしばらくはのんびりした~い!