母はようやくウツ状態を脱し、再びディサービスに通えるようになりまずは一安心。でも同居家族の負担が軽くなったわけではないので、「年寄りばかりのところは嫌(!?)」という母の気持ちを尊重し、リハビリ系の施設へ定期的にショートスティが出来るように手配は進めています。
さて先日、偶然が重なる嬉しい出来事がありました。発信者に旧友の名を見「お久しぶり!」と電話に出たら「あらやだ、出ちゃったよ!」と話し声。「誰と一緒なの?」と尋ねると「連絡できなかったけど今日はチョモランマ会で守屋山に登ってきて今夜は諏訪のかんぽの宿に7人が泊まるの、あなたの話題が出たので電話してみたんだ」とのこと。まあ何という偶然、ちょうど山荘に向かうため茅野付近のスーパに寄った時の電話だったのです。諏訪までは30分ほどの道のり、迷うことなく「すぐ行きます!!」
「チョモランマ」何と懐かしい響きでしょう。長野県大町市の山岳博物館創立50周年行事としてチベット側からエベレスト・ロードを辿り、チョモランマのベースキャンプまで遠征したのは2000年5月のこと。私は血液中の酸素濃度が他の方々より低く、標高が上がるにつれ体調不良(高山病ですかね)に悩まされましたが、皆の支えがあり無事全行程を終えることができました。約2週間、苦楽を共にした頼もしい面々です。
あれから15年。14人のメンバーのうち2人が故人となり、1人は病気療養中とのことでしたが、この日集まっていたのは最高齢89歳を筆頭に7人、かなりの出席率です。皆さん私より年上のはずなのに、山行や畑仕事で鍛えているせいかとっても元気。翌日はアウトドアショップを経営(息子さんが)しているKさん宅に寄り、山野草のお庭を眺めながら東屋でお抹茶をいただき、来年の再会を約して別れてきました。皆さんからパワー貰って、外回りの片付け(枯れ枝と落ち葉)とペンキ塗りにも精が出ました。ありがとう!