先週は日本からの大事な客人が来たので、市内観光の一つとしてトゥール・スレン博物館にお連れしました。ここはポルポト時代の1975年から1979年まで、刑務所として使われていた元高校です。知識人を収容拷問して反革命分子と自白させ、その後プノンペン近郊に連れて行き虐殺したと言う狂気の時代の歴史メモリーでユネスコの世界遺産にも登録されています。
カンボジアに来たらアンコールワットだけでなく、是非こちらも見学していただきたいと思っている博物館なのですが、残念なことに入り口でもらうパンフレットにも展示室の解説文にも日本語表記がありません。
最初に訪問した時「誰か翻訳してくれないのかしら」と思い、今回も半分期待して出かけたのですがやはり日本語はありませんでした。人に頼っていても何も変わらないので、非力ながら自分で試してみようかと、ちょっと思い始めた博物館訪問になりました。