念願だった福井の恐竜博物館、行ってきましたよ。1週間前の富山行では糸魚川経由でしたが、今回は平湯峠を通って高山~白川郷を回り、能登へと抜けました。和倉温泉に着いたのは日没間近、この付近で泊まることも考えたのですが、輪島近くの道の駅「千枚田ポケットパーク」まで夜道を走りここで車中泊。何故なら、この景色が見たかったからです。
「夕焼けがだめなら朝焼けを」の考えがドンピシャと当たり「ヤッター!」の気分。景色を堪能した後は輪島に戻り朝市見学しましたが、ここで自転車後部に「北海道」と書いている方に出会い思わずお声をかけてしまいました。聞けば定年退職後自転車で日本を回っているそうで、今回の目的地は沖縄なのだとか。連絡先の交換をしましたが、さて無事沖縄で再会できるでしょうか。
3日目に恐竜博物館に行くつもりでしたが、「野外恐竜博物館」の予約は「2日前まで」と判り予約をいれ直したため訪問は4日目に持ち越しとなりました。「野外恐竜博物館」は後でご紹介しますが、まずは本館見学。恐竜の世界のへのアプローチはこちらのエスカレーターです。
館内は「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つにゾーン分けされていますが、やはり圧巻は44体の恐竜全身骨格やジオラマ、福井県で発掘された恐竜が展示された「恐竜の世界」ですね。詳細は博物館サイトにお譲りして、福井で恐竜が発掘されたその現場へ行ってみましょう!
「野外恐竜博物館」見学は専用バスによるツアー形式で予約制。所要時間は約2時間(バス往復約1時間、発掘現場見学と化石発掘体験1時間)で料金は一般1200円でした。博物館を出た専用バスはやがて「一般車進入禁止」の山道に入り、そこには「世界にここしかない」と言う標識がこちら、描かれているのはフクイベナートル・パラドクサスです。
発掘現場は手取層群北谷層と呼ばれる地層で、恐竜の骨化石以外にもワニ、カメ類の化石や足跡化石なども見つかっていると説明を受けました。隣接する展示場ではその一部を見ることができます。
この現場で発掘され学名が付けられたのは、フクイサウルス・テトリエンシス、フクイラプトル・キタダニエンシス、フクイティタン・ニッポネンシス、コシサウルス・カツヤマ、フクイベナートル・パラドクサスの5種。
現地説明と展示場案内の後は化石発掘体験広場に移動しました。ここには発掘現場で掘り起こされた石がが並べられています。ハンマーとゴーグルを渡されて、この石を実際に叩くことができるのです。時間が短すぎ何も見つけられませんでしたが、この野外恐竜博物館は絶対のお勧め。訪問予定日が決まったら、何はともあれ予約だけはしておきましょう!