御柱祭

 六年に一度の天下の奇祭御柱。2004年は「申年の御柱には景気が上向く」と言うその御柱年でした。『諏訪の奥山から伐り出した巨木を、人力だけで大社まで曳いて行きお社の四隅に建てる』と言うこの祭り、障害物もなんのその、崖を落とし川を越え国道を横切ってお社までまっしぐら、と言う古代の香りを強く残した単純明快さが、今も人々をひきつけます。
諏訪市では、マンホールだって"御柱"
諏訪市では、マンホールだって”御柱”
 その起源を神道や仏教に求める説も多いのですが、『1200年以上の歴史を有する』こと以外、未だ定説はありません。個人的には能登の真脇遺跡のように、『縄文人が巨木を建ち並べて祭祀の場所とした』その流れを受け継いでいるのではないか、と考えています。

  起源はどうであれ、期間中の氏子の方々の”御柱パワー”はスゴイ。1998年の里曳きに続き2004年には上社前宮の建御柱を見学に行き、その爆発するエネルギーに再び圧倒されてきました。


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