長湯といえばかに湯、かに湯といえば長湯、というほど有名なこの露天風呂。誰に聞いても「河原に降りればすぐわかりますよ」。ナルホド行って納得、「本当にカニの形をしている!」。この露天風呂を挟むように川の両岸には、長生湯・天満湯など町営の公衆浴場や飲泉場があり、正に長湯温泉の核心部と言えそうです。
ただ、脱衣所こそ橋の下(つまり人目を遮れる)にあるとはいえ、浴槽は道路のすぐ下だし向かいは旅館の窓がズラリ。肌寒い日だったせいか誰も入っていませんでしたが、これほど目立つとちょっと、入る勇気が出ませんでした。 |
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「温泉は飲む新鮮野菜」というヨーロッパの「飲む文化」を踏襲したのが、長湯温泉のに点在する趣向を凝らした”飲泉場”。そして忘れてならないのが、持ち手がストロー状になった”飲泉カップ”の存在です。長湯に来ればどこでも入手できると思っていましたが、ドイツ温泉村にも御前湯にも売っていない。結局、老舗の大丸旅館で買うことができました。200ccほどの小カップで1000円。おしゃれなデザインなのでお土産にも向いていると思います。 |