白滝の郷土資料館で見た年表が欲しかったので、時計台見学後に札幌大学埋蔵文化財展示室に寄りました。展示室隣の研究室で石器についていくつか質問しましたら、反対に「”日本人はるかな旅”はご覧になりましたか?」と聞かれました。 「あれを見て北海道に来たくなったのです」と答えると、「あれを監修したのは私なんですよ」の返事に一瞬絶句。 その方は石器の第一人者、木村英明教授だったのです。ここで年表ばかりか、サイン入りの著書「マンモスを追って」までいただいてしまい、「ラッキー!」な訪問となりました。ありがとうございました!
研究室で話し込んでしまったので、野幌森林公園に着いたのは15:20。野外博物館、開拓の村も擁した公園は広くて、記念館までは遊歩道を5分ほど歩きます。見学時間があまり無いのに、ここはかなり大規模な施設のようです。展示室入り口の巨木を前に、「1時間でどれだけ見られるか」と武者震い。ちょっと駆け足にはなりますが、さあ行ってみましょう。 |
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札幌の東近郊、野幌森林公園の一角にある北海道開拓記念館 |
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沿革 : 1970年、北海道百年記念事業の一環として、道内博物館等の中心的施設として開館。北海道の歴史を「厳しい自然と人間の英知と労苦」という視点でとらえ、それを知ることで将来のあるべき姿を考えよう、との構想で運営され、先史時代~アイヌ文化の成立~開拓時代など、8つのテーマに基づいて展示されている。
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