行きは日本海側を北上しましたが、利尻から稚内に戻り、今度は東海岸沿いに238号線を南下することにしました。目的地は紋別。以前から「なぜ流氷が北海道に来るのだろう?」と疑問でしたので、それを少しでも解消させようと流氷博物館があるこの町に寄ったのです。前日泊まった浜頓別から約160キロ、およそ3時間半の道のりでした。 | |||||||||||||||
紋別にある、北海道立オホーツク流氷科学センター |
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北海道立流氷科学センターは紋別港の東端、道の駅オホーツク紋別に隣接して建っていました。展望室からオホーツク海を眺めると、沖合いには海中観測用のタワー。海上38.5m、海底7.5mのオホーツクタワーは、年末年始を除き(12月27日~1月3日)通年営業なので、流氷に閉ざされると言う冬季、氷の下のドラマも見ることが出来るのだそうです。
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受付で「アストロビジョンが間もなく始まりますのでお急ぎ下さい」と言われ、考える間もなく760円也のセット券を買って入館。360度の円形ドームに映し出される「流氷の来る海」(11分間)を、たった一人で鑑賞しました。でも私は三半規管が弱いのか、この手の映像は途中で気分が悪くなってしまうのですよね、船酔いみたいに。だから「これで310円は高い」って思ってしまいました。 | |||||||||||||||
-20度の厳寒体験室、氷のギャラリー |
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お次は、氷点下20度が体験できる「厳寒体験室」。入り口で羽毛服を借り青く輝く氷の脇を降りていくと、そこはブリザードの吹き荒れる流氷原。氷山の上から威嚇するかのようなホッキョクグマの剥製、氷漬けされた魚が並ぶ氷の水族館、様々な氷の結晶が見られる氷のギャラリーなど等、結構見るところはあります。でも、「ウッ、寒い」。余りの寒さにジックリ見もせず駆け抜けてきてしまいました。
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