1日目 : 常日頃から夕張出身の知人に、「アイヌのことが知りたければ二風谷(にぶたに)」と聞かされ続けてきました。その言葉が耳にこびりついていたので、道東へ向かう旅の第一歩はモチロン「平取町の二風谷」。千歳でレンタカーを借り走ること2時間弱、巻貝のような、ユニークな外観の博物館に到着しました。資料によりますとこれは大樹の洞をイメージしたものだとか。 | |||||||||||||||
大樹の根元の洞(ホラ)をモチーフとした : 二風谷アイヌ文化博物館 |
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吹き抜けの広々とした館内は、「アイヌ」=人々の暮らし、「カムイ」=神々のロマン、「モシリ」=大地のめぐみ、「モレウ」=造形の伝統、と4つのゾーンに分けらていて、映像ブースでは「丸木舟」「結婚式」「子供の遊び」「アイヌ語会話」なども鑑賞できるようになっています。ゆったりと配置された展示品の間を、渡り鳥のように気ままに見て歩くのも楽しく、久々に博物館にいることを堪能させてもらいました。 | |||||||||||||||
展示資料について : 当館の展示資料は、アイヌ文化研究家萱野茂氏が40年以上の歳月をかけ収集された物が基礎になっております。ユーカラの試聴も氏が収録されたものです。当館の設立過程において、氏の多大な功績がありましたことをご紹介申し上げます。
−館長の紹介文より− |
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