小川元湯

 「400年前の開湯、天然の洞窟風呂」とうたっている小川温泉の元湯。当然素朴な秘湯の宿だろうと、山に向かってだんだん狭くなっていく道を走りながら、「そうそうこれでなくっちゃ」と途中までは「予想通り」。でしたが、真新しいトンネルを抜けると、この近代的な建物の前に出てしまいました。「道を間違えたのかしら?」と、Uターンしかかりましたがよく見ると確かに「小川温泉元湯」の看板が見えました。どうやらここが本日の宿のようです。
夕暮れのホテル「おがわ」
夕暮れのホテル「おがわ」
 ホテルのパンフレットによると、『もう400年も昔のこと、黒部にあった小川の湯を薬師如来がこの地に移し、以来病に苦しむ民を救ってきました』とか。泉質は68度の弱食塩泉で、胃腸病・リューマチ・婦人病などに効果があるそうです。もちろん館内に大浴場・檜桶風呂・岩風呂が揃っていますが、何といってもここの名物は洞窟露天風呂なのです。

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