阿弥陀堂を出てから「あぶくま洞」(入洞料:1200円)に寄り、二本松から東北自動車道へのりました。途中白河付近だったでしょうか、「アテネ」という標識がでてきてビックリ。寝ぼけたのかと目をこすりましたが確かに「アテネ」。どうやらこの付近と同緯度の都市ということで表示されているようです。盛岡付近には「ワシントン」、道路公団もなかなかしゃれた事をなさいます。
元湯夏油は北上から車で約45分。「日本の秘湯を守る会」会員にもなっていて、現在でも昔の湯治場の雰囲気を色濃く残している温泉です。今回は「宮沢賢治」という強力な磁石がありましたので、やっとここに来る決心がつきました。賢治さんには本当に感謝しなければいけませんね。写真は初めて混浴の洗礼(?)を受けた、夏油温泉の代表的な露天風呂「大湯」。 脱衣所が別だったからか、素朴な方達に囲まれていたからか、はたまた周囲の環境のせいなのか、ここは何の抵抗もなく入ることができました。 |
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夏油温泉露天風呂 |
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ここには秘湯好きの方達が集まってくるらしく、大広間での食事時に隣りのグループに「どこの温泉が良かったですか?」と尋ねたことから、時ならぬ秘湯自慢話大会が始まってしまいました。きっと人の行っていない温泉の話をする事が優越感をくすぐるのでしょう。「日本百名山」や「海外渡航」の国数争いみたいでした。
花巻以降の予定は、ここで仕入れた情報を参考にして組む事にしましょう。 |
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