「いつか行ってみたい」、と憧れていたのが夏油(げとう)温泉。行けずにいたのは、混浴、と言うのが引っかかっていたからです。でもその魅力には勝てず、遠野と宮沢賢治の花巻を結んで、初の長距離ドライブを計画しました。途中で情報を仕入れながらの気まま旅。まず最初に向かうのは、福島県はいわき市にある白水阿弥陀堂です。さあ、今回は何に出会えるでしょう!? | |||||||
白水阿弥陀堂 : 浄土庭園 |
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白水と書いて「しらみず」と読みます。この字を良く見てください。これは「平泉」の泉という字を上下に分解したものです。源頼朝に滅ぼされた藤原清衡の娘徳姫が、夫と一族の菩提を弔うため1160年に建立。時の権力者の手前「平泉」と言う字を使う訳にはいかず、「白水」と名づけたといいます。平安末期の代表的な建築物として国宝にも指定されているこのお堂は大きな池に浮かぶように建っていて朱塗りの橋を渡って拝観します。上の写真では右の木立の中になります。
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