『十二湖は、約300年前の地震による山崩れでできた山中湖沼群です。実際には大小33の湖沼群が連珠のように分布していますが、海抜940mの崩山から12の湖沼が展望できることから十二湖と言われるようになりました。』−案内板より引用− |
十二湖散策マップ |
鶏頭場(けとば)の池の向かいにある、駐車場(地図の左手)でバスを降り散策路に入りました。青池~沸壷(わきつぼ)の池を経由して十二湖庵のある落口(おちくち)の池まで、20~30分の散歩コースだそうです。林道を少し歩くと道はやがて木の階段を登るようになり、その斜面の途中に青池がありました。
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青池は周囲125m、深さ9mの小さな池。水中の成分なのか濃い群青色をしていて、水面には鏡のように周りの木々が写っています。ここは絶好の撮影ポイント。皆さん交代で記念撮影するので、人なしの写真が撮りづらい。いつもなら人波が去るのを待てるのですが、今日は団体行動なのでそうはいきません。 |
吸い込まれそうな群青色:青池 |
ちょっと消化不良気味の気持ちで斜面を登りきると、樹林の中の広場に出ました。ここには十二湖の名の由来や、周囲に生息する動植物に関する説明版が並んでいます。さあ、ここからが「ぶなの原生林」の始まりです。
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森林浴を楽しみながら歩いたぶなの林でしたが、その部分は意外と短く、すぐに沸壷の池に出てしまいました。ここも又神秘的な雰囲気を持った池で、一人で来ていたら何を考えていただろう、なんて思ったほどです。そんな考えを吹き飛ばすかのように「さあモンモンさん」と誰かが促し、「白神山地の詩」のコーディネイトが始まりました。結局、 |
沸壷の池のほとりで「白神山地の詩」を |
1番は唐戸さんのソロ、2番は女性のハミング 3番は全員で「ラララ」のバック、4番はみんなで合唱、と決定。 マルちゃんがビデオ役を買って出て、「ハイ、本番スタート」。でも、森の中から突然アコの音が聞こえてきて、静かな散策を楽しんでいた方々はびっくりしたんじゃないかしら。「素敵なうたごえ」と思ってくれたらうれしいけれど、「うるさい」って思われてたら恐縮もの。もし自分だったら後者かな、と思いながら歌った「白神山地の詩」でした。 バスに戻ってその後も車中で歌い続け、仙台駅で名残を惜しみながら解散と相成りました。バラライカに寄ってもう一歌い、の意見もなくはなかったのですが、流石に皆さんお疲れで夕方の新幹線で帰路に着きました。「うたごえは永遠の青春」を実感させてもらった2日間。お若い皆さん、お疲れ様でした! |