城跡から徒歩5分ほどのところに歴史センターがあり、中国陶磁器など、今帰仁城の発掘品が展示されています。展示品の中で最も興味をひいたのは、巫女”阿応理屋恵(あおりやえ)”の所持品だったという、種類の違う勾玉を丸玉で連ねた大ぶりの首飾り。思わず受け付けに引き返し質問攻めにしてしまいましたが、結局「本土との関係」も、「玉の生産地」もわからないんだそうです。残念。 |
今帰仁城の発掘品が展示されている今帰仁歴史文化センター |
北山は沖縄の奥州か? : 北山の支配地は今帰仁城のある本部半島から山原(やんばる)を含む本島北部一帯。今に残る祭祀や風習からこの地域は、中・南部とは異なる文化圏を持っていたのでは、と推察されているそうです。南部の資料館を見ていないので比較のしようがないのですが、2階展示室では周辺村落の形態や祭祀の様子などをうかがう事ができます。 |