正殿の北面(裏側)、アマテラスの荒御魂をまつる別宮”荒祭宮”までは55段の石段を降ります。と言うことは、外宮の別宮が正殿の南(正面)上方にあったのと、丁度反対の位置関係になっているのです。これって絶対何か意味があると思うのですが、「なぜ?」。
この石段の途中に”踏まぬ石”がある、とガイドブックに書いてありましたが、記述が不正確でどれのことだかわかりません。正殿に祝詞(のりと)をあげていた女性が通りかかったので、「アノー」と石のことを聞いてみました。 |
「天」の字に見える? : 踏まぬ石 |
”荒祭宮”から正殿へ、15段上がった所にあるこの石が”踏まぬ石”。割れ方が「天」の字に見えると聞きましたが・・・、見えますか? 内宮では、人は右側通行で中央は神様の通り道。だから中央にあるこの石は「踏まないもの」、故に「踏まぬ石」と呼ばれるようになったそうです。 |