7世紀半ば、”常陸(ひたち)の国”の国府が置かれていたのが石岡。「製鉄遺跡があるから」と、知人が案内してくれたのが”常陸風土記の丘”でした。駐車場からは谷のようになった池越しに、のびやかな起伏を持った園内が見渡せます。池に架けられた長~い(50mとか)木橋を渡りきると、待っているのが”古代”、”中世”、”現代”を表した「時の門」。 |
ストーンサークルを思わせる、巨石利用の”古代の門” |
「時の門」をくぐって時代を遡って行く、こちらのアプローチの趣向は中々のもの。歴史が好きなので結構各地の風土記の丘を見に行きましたが、”作ったらそれでお終い”的な施設が多い中、ここは芝生も花壇も手入れが行き届いていて、公園として見ても素敵な場所でした。
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獅子頭展望台 |
入り口から広々とした園内を見渡した時、「?」と思ったのが、芝生広場の盛り土の上に鎮座している物体。近づいてみるとこれは「石岡まつり」の獅子頭をスケールアップした展望台で、高さは何と14m。内部は展望室になっていて、大きな歯の間から復元住居などを一望できました。 |