シャボン玉
シャボン玉 飛んだ
屋根まで 飛んだ
屋根まで飛んで
こはれて消えた
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雨降りお月さん
雨降りお月さん 雲の陰
お嫁にゆくときゃ 誰とゆく
ひとりで傘(からかさ)
さしてゆく
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赤い靴
赤い靴 はいてた
女の子
異人さんに つれられて
行っちゃった
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北原白秋が描いた雨情 |
青い目の人形
青い目をした
お人形は
アメリカ生まれの
セルロイド
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波浮の港
磯の鵜の鳥ゃ 日暮れに帰る
波浮の港にゃ 夕焼け小焼け
明日の日和(ひより)は
ヤレ ホンニサ 凪るやら
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船頭小唄
おれは河原の 枯れすすき
同じお前も 枯れすすき
どうせ二人は この世では
花の咲かない 枯れすすき
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「民衆の間にうたい継がれてきた童謡・民謡を芸術的な水準にまで高揚させ、民衆の中に生きる芸術として育成したい」と言う目的意識のもと、晩年は童謡・民謡普及のために全国を講演旅行し、新民謡の作品数も数百篇に及ぶと言います。1945年、享年63歳にて永眠。
童謡のない日々なんて「考えられない」ほど生活に密着した歌の世界。これらがもし無かったとしたら、どんなにか子供時代が味気ないものだっでしょう。私達に素晴らしい宝を残してくださって、雨情さん、本当にありがとうございます! |