美ら海水族館の珍魚

土曜日は埋蔵文化財センター現地説明会で首里高校に行って中城御殿の発掘現場を見学し、日曜日には沖縄ウォーキング協会の定例会で雨の伊計島を歩き、昨日は珍魚を見に美ら海水族館まで走り、と3日連続の野外活動。流石に疲れも出てきたので今日の雨は、「休養を強いる点の恵み」のように感じています。

さて、どんな魚か早く知りたい皆さん、美ら海だよりに紹介されていたのはこちらの魚、ヒメクサアジです。

美ら海水族館初登場の珍魚ヒメクサアジ
美ら海水族館初登場の珍魚ヒメクサアジ

『名前にアジとついていますが、アジの仲間ではなくアカマンボウ目(もく)という、リュウグウノツカイなどが含まれるグループに属しています。大きくなると全長30cmを超えますが、今回搬入されたのは全長7cmほどの小さな個体、(中略)沖縄周辺では水深175-220mという深海から見つかっています』。一見普通の熱帯魚にも見えますが、美ら海水族館で初めて展示される珍魚なんだそうです。サンゴ礁への旅個水槽で見ることができますので、見学予定の方はお見逃しなく。

水深150~230mに生息するコトクラゲ
水深150~230mに生息するコトクラゲ

お次も美ら海だよりでその存在を知ったコトクラゲ。『水深150-230m付近に生息するクシクラゲの仲間。サンゴの枝などに付着して生活する』生物だそうで、何ともユニークな形状をしています。

水槽の中はオブジェのよう
水槽の中はオブジェのよう

その姿だけでなく色もまた多彩で、黄色、白色、ワインレッド、薄紫の個体がユラユラと揺れる様はまるでオブジェです。『体が非常に柔らかく採集が困難なため、展示の難しい種類でしたが、当館では無人潜水艇(ROV)を使って採集できるようになりました』と書かれているようにこちらも希少種だそうです。「深海の小さな生き物」コーナーで展示中ですよ。

世界一縦に長い花を咲かせるゾウコンニャク
世界一縦に長い花を咲かせるゾウコンニャク

さてさてお次は、美ら島財団のHPで『世界一縦に長い花(仏縁苞)を咲かせるゾウコンニャクが間もなく開花』と紹介されていたこちらの植物。『1年かけて咲いた花には強烈な匂いがあり、ハエやコガネムシ類などを引き寄せます』とあります。興味津々で熱帯ドリームセンターまで出向いたのですが、ご覧のようにまだ蕾状態で『臭い』匂いはしていませんでした。

開花予想(見頃?)は今週末か来週だそうですので、怖いものが見たい方は是非ドリームセンターまで足をお延ばし下さい。

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