2005年12月23日(プノンペン便り) : 大寒波の襲来で日本各地で大雪の被害が出ているようですが、昨日は常夏のカンボジアでも寒かったのです。朝の外気温は20度で、町には革ジャンや毛糸の帽子など、防寒具に身を固めた人々の姿も見かけました。先日、「この季節、農村部では凍死する人も出る」と聞いた時、冗談だと思ったのですがもしかしたら本当かも。
そんなカンボジア庶民の冬姿は、カンボジアで胡椒農園を経営している友人、Kurata Pepperの「クラッチのカンボジア日記」、12月22日付けでご覧下さい。 本年の最低気温を記録したであろう昨日、前述の倉田ご夫妻達と、先月開店したプノンペン初(と言うことはカンボジア初?)の無煙焼肉屋さんに食事に行きました。ビールに枝豆、焼肉にキムチ、サラダにナムルと、たらふく食べておしゃべりを楽しんだ2時間半。デザートに小倉かき氷まで注文して、5人で〆て100ドルでした。 |
これがプノンペン初の無煙焼肉テーブル、では「いただきま~す!」 |
成田で買った「Memories of a Geisha(邦題SAYURI)」を読み始めました。文章が長くて最初はめげそうになりましたが、戦前の置屋の生活や芸者修行、客をもてなす方法など、外国人に語るそのスタンスが新鮮で、主人公がChiyoからSAYURIになる頃になるとその世界に引き込まれ、徐々に読みやすくなってきました。
「なるほど、こう描写すれば良いのか」と結構勉強になりますし、別の世界を垣間見られる楽しさがあるので、今のところ挫折しないですんでいます。皆さんはもう映画をご覧になりましたか?来月末までロングランしていたら、私も見に行こう! |