6月に出かけた中国満州、画像処理を終え文章つけに入っています。満州のことはほとんど知らないので、図書館で「満鉄」などの本を借りて勉強中ですが、近代史がからむとまとめ方が難しいですね。そんなおり、日本橋高島屋で「北京故宮博物院展」が開催されていると知りました。
満鉄時代とは異なりますが、瀋陽の博物館で見て以来気になっていた「如意(にょい)のことが判るかも」と見に行きました。会場には珊瑚の如意が9点も展示されていましたが、解説は「『孫の手』のような形状を持ち、人の手の届かない所をかく『意の如く』が語源」と一般的なもの。
それではと目録を買って読んでみましたが、会場の解説を詳しくしただけで一番知りたかった「如意の使い方」については触れられていません。中国の博物館で聞いたのは別の話だったのに、ネット検索をしてもその説の裏づけが取れないのです。さあどうしましょう。 |