2008年10月10日 : 先月末からカンボジアに来ています。久しぶりにプノンペンの街に出てみると、バイクタクシーで大きな荷物を運ぶ様子も、スコールがあるとすぐ道路が冠水してしまうのも昔通り。でも、愛用していた100円ショップ(こちらでは1ドルショップ)のNOBUが閉店していたり、日本食の品揃えを誇っていた店からマヨネースや麺つゆが姿を消していました。 | ||
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知人によると「プノンペン中の店から麺つゆが消えた」とのこと。一体何があったのでしょう。せっかくソーメンを持ってきたのに、これでは食べられません。どうしましょう。
変化と言う点では、今までの信号機が右左折表示や時間表示のある物に交換されていたり、新設信号機が増えたりしていました。皆が信号を守ってくれれば運転のストレスも減るのですが、信号無視のバイクが多いことや停電で信号機が動かない場所があったりと、まだまだ「快適な運転」には程遠い状態と言えます。 |
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街で目に付いたのは、今までなかった高層ビルの出現です。何階以上を「高層」と呼ぶのか知りませんが、10階以上のビルなどほとんど無かったプノンペンでは、カナディアン銀行のオフィスビルは既に周囲を睥睨しています。
それより高くなるのが、モニボン通りとシアヌーク通りの角に建設中のツインタワーです。ゴールドタワー42、と言う名称からすると42階建てのビルなのでしょうか。最上階からどんな風景が見えるのか、完成したら登ってみたいものです。 |
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少し足を延ばしてみると、市街地の北端でかつて低所得者層の住む沼地だった地域が、大規模マンションや商業施設として広範囲に開発中。大規模開発や高層ビルは、韓国や中国の資本と聞きました。彼らはこの地で着実に地歩を築いているようですね。
全体として今のカンボジアは、我が国で20年ほど前にあった「バブル」を連想させるような活気が感じられます。バブルと言うとバブル後が心配になりますが、外国の援助や資金が大量に入り込んでいるこの国では、各国の利害が複雑に絡み合い、「そう簡単には崩壊しないのでは」と言うのが大方の予想です。さてカンボジアがどういう方向に発展していくのか、楽しみに見守ることにいたしましょう。 |