2010年05月30日

2010年05月30日 : 昨早朝自宅を出て山荘に来ています。いつも通り調布ICから中央道に入り、通勤割引を利用して韮崎ICで降りました。昨日はこの季節には珍しく空気が澄んでいて、茅野付近からも北アルプスがきれいに見えていました。天気予報で翌日からくずれると言っていたようなので、「この日を逃してなるものか」とビーナスラインを走って八島が原湿原に向かいました。
雲海に浮かぶ槍(右端)から穂高へ続く山脈
雲海に浮かぶ槍(右端)から穂高へ続く山脈
 ビーナスラインの途中には展望台が何ヶ所か設けられています。昨日はその総てに寄って移り行く景色を楽しみました。写真右端の先端が尖った山が槍ヶ岳で、そこから左に、蝶の姿の雪形が出ることから命名された蝶が岳、そして穂高連峰と連なる山塊です。

 余り鮮明に撮れなかったので載せられなかったのですが、展望台からは写真の北アルプスから左周りに、乗鞍岳、木曾御嶽山、木曽駒が岳、南アルプスの仙丈ケ岳・駒ケ岳、鳳凰三山、そして八ヶ岳との鞍部に富士山までもが綺麗に見えていました。


 「何か咲いているだろう」と思って来てみた八島が原湿原でしたが、予想に反しご覧のような枯野原状態です。ビジターセンターに寄って確認してみましたが、「今はスミレぐらいですかね」とのつれない返事。それでも何かあるだろうと、湿原を一周(約90分)してきました。
枯野のような八島が原湿原
枯野のような八島が原湿原
こちらは多分キジムシロ
こちらは多分キジムシロ
タチツボスミレでしょうか?
タチツボスミレでしょうか?

 ところがやはり、咲いていたのはスミレが数種と、キジムシロ・ミツバツチグリなどの黄色い花だけでした。八島が原湿原の花暦によると5月の欄に「ショウジョウバカマ」とあったのですが、今年は季節が少し遅れているのかもしれません。来月に期待しましょう! 

 昨年1年間取り組んでいた卒業研究、「埋納土器についての考察」をPDFファイルにまとめました。本文20ページ、図版・写真注など32ページ他の計67ページ、4101kbのファイルです。

 「埋納土器についての考察」:2009年度卒業研究報告書(4101kb)

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