2010年07月15日

2010年07月15日 : 今回の面接授業は、放送大学の高橋和夫教授とピースボート代表の高橋真樹先生、ダブル高橋さんによる「パレスチナ難民問題」です。初日の今日は映像などを用いた入門編で、「難民とは何か」「イスラエル建国の歴史」などを学びました。
パレスチナ難民問題
パレスチナ難民問題
 パレスチナ難民については、第二次世界大戦後にイスラエルが建国され先住民であるパレスチナ人の多くが難民になってしまった、と言った程度の知識しかありませんでしたが、基本的な人権すら奪われた難民の生活は想像を超えていました。
講師は高橋和夫先生
講師は高橋和夫先生
 パレスチナ難民と言えば先月、『ガザ地区に支援物資を運ぼうとしたトルコ船がイスラエル軍に急襲されて死傷者を出した』と言うニュースが流れ関心を持たれた方も多いと思います。
ヨルダン川西側地区は千葉県くらい
ガザ地区を併せても茨城県ほどの広さ
ヨルダン川西側地区は千葉県くらい
ガザ地区を併せても茨城県ほどの広さ
 地中海に面したガザ地区は23区の半分ほどの面積で、約150万人が住んでいます。イスラエル封鎖下ではインフラ整備も進まず、生活用品の調達も支援に頼らずをえない状態なのだとか。自治区の中にまでイスラエル軍の監視所が点在し、住民の生活に圧力をかけていることも初めて知りました。

 力を振りかざしたイスラエルの他民族迫害は「まるでナチスドイツのようだ」と先生も言っていましたが、本当にその通りの傍若無人さです。こんな国を人権問題にうるさい米国や英国が口出ししないのもおかしなものですが、きっかけを作った英国の三枚舌外交、イスラエルにNOと言えない米国の政治経済事情など、歴史を知ればさもありなん、って気がします。さて私たちに何が出来ることがあるのか、明日の講義が楽しみです。


 今月末に完成予定で、今着物リフォーム服の紹介ページ「よしこの和よう服」を製作中です。その中で8月の展示会のお知らせをしようと思っていましたが、完成が遅れるといけないのでこちらでも紹介させてください。
白樺湖を見下ろす山荘からの眺め
白樺湖を見下ろす山荘からの眺め
 8月11日(水)から15日(日)までの5日間で12時から18時までの6時間、長野の八子が峰登山口近くにある私の山荘を開放して展示会をしようと思ってます。住所・地図などは来週編集してこちらのページで公開しますので、もうしばらくお時間くださいね。

 昨年1年間取り組んでいた卒業研究、「埋納土器についての考察」をPDFファイルにまとめました。本文20ページ、図版・写真注など32ページ他の計67ページ、4101kbのファイルです。

 「埋納土器についての考察」:2009年度卒業研究報告書(4101kb)

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