2010年11月09日プノンペン発 : 先週はホテルの隣室、北東の角部屋が空いたのでお引越ししました。今度の部屋からは建築中の高層ビルや独立記念塔が見渡せるので気分は上々です。先ほど「ドーン」と言う音がしたので外を見てみると、その独立記念塔の上に花火が上がっているではないですか。 |
独立記念日を祝し、独立記念塔に打ち上げられた花火 |
「何のお祝いだろう?」とネットで調べてみると、『11月9日独立記念日:1953年、フランスからの完全独立を果たす』となっていました。10月29日はシハモニ現国王の即位記念日、31日はシハヌーク前国王の誕生日、今日が独立記念日、そして20日から3日間の水祭り休みと、この時期のカンボジアでは祭日が続きます。
2010年度の祝祭日を数えてみたら25日となり、日本の15日と比べてかなり多いなと感じました。でも日本では年末年始やお盆にも休みますから、そう変わりはないのかもしれません。蛇足ながら、年間祝祭日が15日と言うのは先進国の中では最多だそうです。 |
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前回カスピ海ヨーグルトに触れましたが、それに欠かせないのが蜂蜜です。マーケットで探したら、今まで見たことがなかったカンボジア産の蜂蜜を見つけました。手に取ってみると「生産地キリロム」と書かれています。 |
最近のお気に入りその2、キリロム産の蜂蜜 |
キリロムはカンボジアで最初に国立公園に指定された高原で、プノンペンからは車で2時間ほどの距離です。私も数年前に訪問したことがありますが松林や滝も見られ、「カンボジアの上高地」と言った景観の清々しい所でした。
キリロムは懐かしかったものの大瓶を買うほどの勇気(?)はなく、悩んだ末に小瓶を買い求めました。余り期待はしていなかったのですが、部屋に持ち帰り食べてみるとこれが「美味い!」。無難な味に集約されてしまった日本の大手メーカーの蜂蜜とは一味も二味も違うコクと旨み、舌に残る野性味はクセになってしまいそう。目下お気に入りの一品になっています。重たいけど、土産にしようかな。 |