2011年01月03日 : 明けましておめでとうございます!元旦に実家近くの深大寺に初詣に行きましたら、鬼太郎茶屋の前はカメラを向ける人たちでごった返して参道が通りにくくなっていました。流行語大賞「ゲゲゲの」の影響恐るべし、です。 |
高尾山頂から見た初春の富士山 |
翌2日は家で箱根駅伝観戦の予定でしたが余りにも天気が良く、何となく高尾山に登りたくなり電車に乗りました。前回は稲荷山コースを利用したので、今日は渓谷沿いの6号路を選びました。改札口から約80分で599mの山頂に到着です。
木々に覆われた山頂ですが幸いなことに西側の眺望は開け、この日は雪化粧をした富士山の秀麗な姿が見えていました。こんなに綺麗な富士を見るとつい手を合わせたくなってしまいます。今年が良い年になりますように。 |
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帰りは薬王院を通るコース(1号路)で下山しました。山頂からだと奥の院から本社・本堂へと順に降りて行くので、人は多くても渋滞のようなことはありません。でも途中で振り返ってみると、本堂入り口の仁王門には順番待ちの長い列が出来ていました。
初詣には1号路以外のコースで山頂に立ち、帰路で参拝する今日のような順路が楽かもしれませんね。ご参考までに。 |
初詣客で賑わう薬王院仁王門 |
ミシュランで三ツ星観光地として紹介されて以来「外国人観光客が増えた」と聞いてはいましたが、本当に1号路は国際色豊かでした。『高尾山の豆知識』によると外人客だけでなく全体的な訪問者も増えたようで、『年間登山客数は260万人を超えて世界一』と書かれていました。余りにも身近なため山とは認識してこなかった高尾山のこの人気には、正直驚かされました。
都心に近いのに自然が豊かに残っている、修験道の道場としての長い歴史がある、鉄道が登山口まで乗り入れ交通の便が良いと、自然・文化・アクセス三拍子揃った高尾山。人様から故郷の良さを教えられこそばゆい気もしましたが、半面誇らしくも感じました。この山の魅力を探りに、さあ次回はどのルートを楽しみましょうか。 |