新渡戸を ”にとべ”と読めなかった方、1984年にお札のデザインが一新された時、「福沢諭吉と夏目漱石はわかるけれど、新渡戸稲造って誰?」と思われた方(実は私もそうですが)、ここはそんな皆さんの為にあるような記念館です。国際連盟の事務次長として、またユネスコの前身である知的協力国際委員会の世話役として世界平和の為に尽力した彼は、
「願わくは われ太平洋の橋とならん」と言う名言を残しています。 |
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新渡戸家の業績を称えた、新渡戸記念館 |
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国際的には活躍した稲造ですが、軍国主義へとむかう当時の日本では正当に評価されず、その名も業績も埋もれていた。それが新札発行時に、彼を知る人が少なかった理由のようです。 ただこちらは”稲造”の記念館と言う訳ではなく、彼の先祖がこの地域の開発に尽くした事を記念する施設で、新田開発中心の紹介でした。新渡戸稲造個人の記念館と思って来たので、意表をつかれた感じです。稲造の業績は、展示のごく一部だったのでちょっとガッカリです。
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