昨日、炊事場での皆さんのおしゃべりに耳を傾けていると、「昼は玉川温泉へ行って、朝晩はここの風呂」という方が何人もいました。ここから乳頭温泉郷の鶴の湯に行くつもりでしたが、そう遠くないと聞き寄っていくことにしました。地図で見ると確かに、こちらの温泉と、玉川温泉とは「焼山を挟んで向き合っている」と言うか、「焼山山麓の東端と西端に涌きだしている」んですね。 | |||||
焼山自然研究路マップ 向かって右が御所掛温泉、左が玉川温泉 |
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玉川温泉旅館前の駐車場は狭いので、日帰り入浴組みは温泉を見下ろす高台の駐車場を利用するのですが、ここで出会う人達は、ハイキングに行く時のように手に手にゴザを持っています。「ムムム、♪何でだろう~?」。今まで行った温泉とは、少し様子が異なるようですね、ここは。 | |||||
玉川温泉旅館部 |
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そして皆さんが浴場のある旅館ではなく、噴煙の上がる山に向って歩いて行くのを見て、なお更訳がわからなくなりました「?」。丁度山から下りてきた人がいたので尋ねてみましたら、「あら、あなた知らないの、皆岩盤をしに行くのよ。ゴザがないのなら私のを使いなさい。名前を書いてあの薮の中に隠してあるからすぐわかるわ。使ったら元の場所に戻しておいてね」。
「岩盤?!」とますます訳が判らなくなりましたが、 |
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