“茨(いばら)をもちて城(き)を造りき。
ゆえに、くにの名を茨城(うばらき)と云う・・・” ”東は香島、南は佐我の流海(さがのながれうみ)、西は筑波山、北は那珂の郡なり”と、常陸風土記がうたう茨城。 以前は「茨”ギ”」と濁音で認識していたのですが、濁らないんですね、知らなかった。そんな私が、漠然とながらこの地に興味を持ったのは、北九州に多い装飾古墳が山陰と、茨城以北にも点在していると知ってからです。前半は土浦に住む旧友に、後半は伊能ウォークで知り合った東海村のSさんに案内してもらいました。 |
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土浦市立博物館 |
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江戸時代初期、水戸街道が城下を通るようになってから、整備・発展したという城下町土浦。土浦駅で友と待ち合わせ、最初に行ったのはかつての城跡、亀城公園。城郭を模したこの建物が、三の丸跡に建つ土浦市立博物館でした。
2階展示室に向かう階段横には大筒が2基。「何かな?」と立ち止まって解説を読むと、それは”打ち上げ花火用の大筒”でした。土浦では毎年10月、全国の花火師さんたちが集まって新作発表をするんだそうで、「次はその花火大会を見に来たら」と友人。 ロビーにあるビデオギャラリーには「花火」も収録されていましたから、受付に一声かけて見せてもらって下さい。 |
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