天心美術館の標識に従って岬方面へ、曲がりくねった細い道をたどると、風流な長屋門の前に出ました。一般の住居のようにも見えましたが、ほとんどの車がここで徐行していきます。「もしや?」と、車を降りて確認してみましたら、ここが”六角堂”がある、五浦美術文化研究所でした。 | |||||||
天心が愛した、五浦の海と六角堂 |
|||||||
道路からは長屋門しか見えませんでしたが、海岸に向かってなだらかに傾斜した広大な敷地には、天心記念館、旧宅、六角堂などが点在しています。自らが設計したと言う六角堂は、立地も眺めも「さすが天心さん!」と絶句させる佇まい。五浦の海と空の間に、「これ以外にない」と言うほどピッタリとはまっていました。
|
|||||||
天心の住居だったので当然のことなのですが、勝手に「駐車場つきの大きな建造物」を想定して走ってきたので、ちょっと意表をつかれた感じ。標識がないと、気づかず通り過ぎてしまうかもしれません。道幅が狭いので路上駐車は不可。車の方は、100Mほど先のトイレ付き市営駐車場(無料)に置いて下さい。道路を挟んで山側には、天心のお墓もありますので見落とさないでね。
|
|||||||
|