選んでもらった勾玉を胸に、遥か下に川を見ながら狭い山道を進むこと約10分、前方に白く輝く岩壁が見えてきました。展望台に立つと圧倒的な迫力で対岸の岩山が迫ってきます。「川床の白い大岩石群は、硬玉の仲間のアルビタイトで・・・」という解説板を読んでいると、人気(ひとけ)もないのにどこからか女性の掛け声。キョロキョロと周囲を見回すと声の主は? なんと前方の絶壁にはりついたクライマーでした! |
国指定天然記念物 : 小滝川「硬玉ヒスイ産地」 |
この壁は全山石灰岩から成っているという1184mの独立峰、”明星山”。南壁は日本最大の石灰の岸壁で、ロッククライミングのゲレンデにもなっているんだとか。 さて真下に見える「間近でヒスイの原石が見られる」と言う学習護岸に行きたいのだけれど・・・、あの川原まで一体どうやって降りるのでしょう。 |