昨晩の石談義で、フジ子さんから聞いたのが宮崎海岸。海岸でヒスイの原石が拾えるのは新潟の糸魚川からここ宮崎までのごく限られた地域で、世界的にも大変珍しいそうです。いつもヒスイ拾いの人たちで賑わっているそうですが、この日はお二人のみ。写真の女性は竹竿の先に熊手を取りつけたような道具を持って、海に入って石を物色中。「これは本格的」と、近くで写真を撮ろうとしたら叱られてしまいました。
では、何故この海岸にヒスイが打ち上げられるのでしょう? |
北陸本線越中宮崎駅の前面に広がる ”ヒスイ海岸” |
『東の姫川の上流には小滝ヒスイ峡、青梅川上流には橋立ヒスイ峡というヒスイの産地があり、それが海に流れ波にのってこの海岸に打ち上げられる』とも、『両ヒスイ峡に見られるヒスイを含んだ蛇紋岩層が宮崎海岸沖の海底にもあり、波の攪拌作用で海岸に打ち上げられるとも考えられる』のだそうです。 |