トイレを借りた富来町ふるさと文化センターに、「魚のいない水族館」の割引券が置いてありました。宿に決めている門前までの時間が気になりましたが、やはり好奇心が勝って入ってみることにしました。
館内は水槽はあっても水も張ってなく、もちろんお魚もいない。小窓の中にはクリオネ・ハリセンボン・ずわいガニなどがいて、「ボク、クリオネ。手を入れてボクを触わってみて」などと見学者を誘います。 |
イリュージョン・ワールド : 魚のいない水族館 |
ここに手を入れると、くすぐったがったり爪をふりかざして怒ったり、と様々な反応をしてくれる、子供たちが歓声をあげて喜びそうなコンピューター・グラフィックスの世界です。でも反応は一様だし、繰り返される音声で館内は騒々しくて落ち着かない。水族館というよりゲームセンター、といった趣でちょっと苦手な施設です。
左手の小ドームは特殊眼鏡をかけてみる3Dのハイビジョンシアター。海底の様子や海の生物が立体的に映し出されるのですが、早朝から運転しているせいか目が疲れて仕方がない。結論、普通の水族館の方がリラックスできて好きです。 |