翌朝9時に集合して、約束の「あの石」へ。最初に停まったのは”われもこう”という風雅な名前のおそばやさん。どうやら「その石」は私有地(牧場?)の中にあるらしく、店のご主人と柵の出入り口の確認をしているようでした。お昼を食べに戻るからと、レンタカーをここに置かせてもらい、Sさんの車に乗り換えて、今度こそ「Let’s go!」
県道から牧場の柵を越え、お腹を摺りそうな道を走ることしばし、「あれだ、あれだ!」と指さす丘の上には、何やら黒っぽい物体がポツンと見えています。見えてはいても道なき道、で中々近づけない。やっとのことでその麓に辿り着き、はやる心を押さえながら山上まで歩きます。 |
大岩には約4,000年前のシュメール文字が? |
遠くに阿蘇の外輪山を見渡すこの台上の眺めの、なんと素晴らしいことか。瞬時に感じたのは「この場所なら神(天体)と交信できそう」ということ。南米はペルー、プーノ近郊のシュスタニ遺跡。標高4,000mの台地の上の、その遺跡に立った時「宇宙が近い」と感じましたが、”押戸ノ石”周辺にも似通った雰囲気が漂っています。 |