海中道路

 地図を眺めていて、海の上をすっと伸びている一本の線、”海中道路”に目が止まりました。この道の先には伊計島があって、そこには縄文遺跡があるというのも気に入りました。「行ってこよう!」と、出かけたまでは良かったのですが、目的地に着いてもどこまでも干潟が広がるだけで、”海の上の道路”なんて影も形も見えません。
生憎の大潮で土手の道になっていた、海中道路
生憎の大潮で土手の道になっていた、海中道路
 車を降りて浜でアサリ取りをしていた方に尋ねると「アー、今日は大潮だからね」とのこと。本島と平安座島を結ぶこの路線は、浅瀬に土手を築いて道路を作っているため、潮が引くと”海中”ではなくなってしまうんですね。

 余りにものどかだったので「漁師をしていた」と言うその老人の作業を見ながら、しばしおしゃべり。ホンワカした時を過ごさせてもらいましたが、やはり”海上”を走ってみたいですね。ドライブに来る方、潮時を見計らって計画を立てて下さい。

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