2002年11月18日快晴 : バンコク行きの飛行機は、グングン高度とスピードを上げていきます。前回は成田を出てから東京湾を横断。まるで中央道を走っているかのように、八ヶ岳を右に見て中央アルプスを通過、琵琶湖から四国・鹿児島へと日本を縦断していきました。
この時の機長さんはマメな人で「只今東京上空を通過中」とか「左手に富士山が見えてきました」とか逐次アナウンスしてくれました。こんな親切な飛行機は初めてだったので良く覚えているのですが、残念ながらこの日の座席は右側で、せっかくの富士も見ることはできませんでした。 |
富士上空 :翼の下には冠雪した南アルプス |
今日は風向きが違うのかすぐ海に出てしまい、見るものもないのかアナウンスもありません。でも「もしや」と思って外を眺めつづけていましたら、見えました「富士山!」です。
ああそれなのに、機長が無言なので皆さんこの景色に気づいていません。乗務員には見慣れた風景でも一般人には感動的な眺め。こんな時「富士上空」の一言があれば乗客に、「サービスしてもらった」気分をプレゼントできましたのにね、お金をかけずに。 |