ジャングルに飲み込まれそう : タ・プロム門 |
1860年、インドシナを旅行した博物学者アンリー・ムオの報告書から、アンコール・ワットの近代が始まりました。その後カンボジアを植民地(1887~1953年)としたフランスは、遺跡の研究と保護そして修復事業を押し進めました。(それはカンボジア独立後の現在も続いています)
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大樹に飲み込まれそうな、タ・プロムの回廊です |
修復は、『原初の姿に戻す方向で整備するが、いくつかは自然のままに放置する』ことにしたそうで、その対象の一つがここ”タ・プロム”。発見当時の面影を今も残す、貴重な場所となっています。当局者の粋な計らいに「感謝」です。 |